食の信頼向上をめざす会 第10回 ZOOM情報交換会
「大麻の有効利用に向けて」
3月23日(木)11時から12時半 (参加無料)
大麻と聞くとマリファナ、密輸・密売、自宅で栽培して逮捕といった暗いニュースを思い出します。他方、大麻から作ったCBDオイルなどの健康食品が販売されています。栽培を禁止したら麻の洋服はどうやって作るのでしょう?大昔から栽培されていた大麻がなぜ、いつ悪者にされたのでしょう?知られていない大麻の真の姿をご紹介します。
話題提供
一般社団法人麻産業創造開発機構事務局長 亀石克美さん
一般社団法人北海道ヘンプ協会代表理事 菊地治己さん
厚労省「大麻等の薬物対策のあり方検討会」*(2021)は次のような報告を行いました。現在は大麻の茎と種子以外の部位を規制しているが、大麻が含むカンナビジオールCBDとテトラヒドロカンナビノールTHCのうち有害成分はTHCなので、①大麻の部位を規制するのではなくTHCを規制し、THCを含まない大麻製品は規制緩和をすること、②麻薬であるモルヒネが医薬品として使用されているように大麻成分の医薬品の使用を可能にすること、③嗜好用大麻の禁止は継続し、その「使用」に対する罰則を新設すること、④繊維等として使用されるTHCが少ない大麻草(ヘンプ)の栽培農家が規制により壊滅状態になっているので、これを緩和することなど。これに沿って昭和23年制定の大麻取締法が改正される予定です。この問題には歴史、海外の状況、健康影響など複雑な要素が関係するので、専門家に解説をお願いしました。多くの会員のご参加をお待ちしています。
参加申し込み:shinrai.koujyou@gmail.com 唐木英明